銅で消臭！微量金属作用による銅イオンの効果

暑い季節になると問題になるのが靴の中の匂い。外回りの営業職、スポーツをしている人や子供たち結構なにおいがします。
靴の一般的な消臭と言えば、消臭スプレーや炭を使った商品などがあると思います。
今回は銅にまつわる消臭効果を調べてみました。
銅と言えば、10円玉が一番身近にあるものだと思います。その力は「腸管出血性大腸菌O－157」も除菌することができます。

微量金属作用とは？
nanoDo(ナノドゥ)　銅イオン水
消臭抗菌　靴用パッド
アクティカ　インソール 88銅イオンインソール
シーアンドケイリフレ　臭いとる銅

微量金属作用とは？

水などに溶け出したごくわずかな量の金属イオンが細菌類のはたらきを抑える効果のことです。

銅のほかに金や銀などにも同様の効果がみとめられています。銅は常温で効果があるため汎用性が高いですが、鉄由来のものの鋼鉄や、ステンレスはほとんど抗菌作用はありません。非鉄金属は効果こそ認められるものの、他の金属と比べても銅の抗菌効果は一番高いものとなります。

銅の食器を使用すればよいのではないかと考えもできますが、日本の食品衛生法で食品が接する部分は銅にめっきすることと義務付けられています。これは、過去に緑青が猛毒だと信じられていた頃の名残が原因です。

金属微量作用は1893年に植物学者のネーゲリーという人によって発見されたという説と、1886年にツベルクリンを発明したことで知られる細菌学者のコッホによって発見されたという二つの説があります。