キャベツピーラーとは、キャベツの千切りを作るのにキャベツを軽く薄くスライスする目的で、大活躍する商品です。
そんなキャベツピーラーですが、年々切り込み刃に改良が加えられスムーズにスライスすることができるようになっています。
今回は、キャベツピーラーのメーカー毎に改良され、特徴を持っている切り込み刃をご紹介します。
ののじ キャベピィMAX

【新ギザ刃】
刃の構造は、刃先に2mm間隔で並んだ鋭い高密度ギザ刃を採用することでふわふわな切り口になるようになっています。また、抵抗感を軽減させ、より軽い引き心地でキャベツの飛び散りを抑えて引くことが出来ます。
【2枚刃の採用】
元々、ノーマルのキャベツピーラーに使用されていた刃ですが、『ののじキャベピィMAX』は、特許取得のステンレス製2枚刃を採用。1枚刃の従来品に比べ、2倍のスピード(当社比)で手早く千切りキャベツをつくることができます。
パール金属 ベジクラ セレーション 02992 キャベツ 千切り ピーラー C-299

【ギザ刃】
ギザ刃がキャベツに食い込み、なぞるだけでザクザク極細千切りができます。
【厚さ0.3㎜のエッチング加工刃】
厚さ0.3mmの特殊加工(エッチング加工)のステンレス刃でおろしが超軽い!
細かく、鋭い切れ味で薬味おろしに最適。きめ細やかなふわふわの食感に仕上がります
エッチング加工は金属加工技術の一つで化学薬品などの腐食作用を
利用したものです。
この加工により従来製法では限界があった目立ての細かさが向上し、これまでにない細かく、鋭い目立てになっています。食器洗い乾燥機使用不可。
下村企販 スゴ切れ 斜め刃キャベツピーラー


【刃先4箇所のギザ刃加工】
食材に対して刃が斜めに入るので切り始めがスムーズでよく切れます。キャベツの千切りがまな板を使わずにできます。刃先4箇所のギザ刃加工が食材をしっかりキャッチし滑りにくい構造になっています。
下村工業 プログレード スピード キャベツピーラー ふわふわ キャベツの千切り PG-602

【鋭角なストレート+ギザ刃】
耐久性の高いステンレス刃物鋼に、鋭角なストレート刃とギザ刃を刃付けしています。食材への切り込みが良く、薄くてフワフワなキャベツの千切りができます。
【モリブデンバナジウム刃物鋼】
モリブデン(Mo)、バナジウム(V)を含むことにより耐摩耗性(切れ味が落ちにくい)がよくなり、耐食性(サビにくさ)もよくなります。モリブデン鋼のサビの特徴としてピンホールのようになる事があります。針で穴をあけたような感じです。錆びにくい材質というだけでサビないわけではありません。
飯田屋 エバーピーラー

エバーピーラーは、日本刀の町岐阜県関市のサンクラフト社で1本1本手づくりで作られています。完全日本製にこだわり、金型から組み立てまでの全てが日本で行われています。エバーピーラーの独特の形がたったの1度も違わないように、職人の厳しい目で管理されています。刃部分は440Aステンレス刃物鋼を使用。
【SUS440A】
440Aステンレスは、420シリーズより焼入れ硬化性が高く、適切な熱処理で、耐摩耗性はナイフブレードのため許容点と言えます。焼入硬化性に優れ硬く、440B、440Cより靱性が大きく、440Cより高い耐食性があります。
※420シリーズは、低価格のステンレス鋼で、耐食性と靱性は高いのですが、耐磨耗性が低く良いエッジ保持をしません。低コストで簡単に機械化できるため、安価なナイフにしばしば使用されています。
アーネスト わっふる&キャベツピーラー

【平刃】
平刃は、軽くのせて削るだけでふわふわキャベツの千切りが作れます。滑らかな切れ味でささがきや皮むき、輪切りなど多彩な用途に使用できます。
フレームにセットされた「飛び散りガード」が可動することで、カットされた食材を「ピタッ」とキャッチし、小さなボウル等にこぼさずに収納することができます。
関孫六 レギュラーピーラー

【ハイカーボン材】
切り離れしやすい刃部形状。刃の材質にはハイカーボン材を採用しているので切れ味の持続性が向上しています。収納時に安全な刃カバー付。
※ハイカーボンステンレスは、まぎらわしい表示の一つとして、ステンレス協会から製品表示ガイドラインが出ています。呼び名としては、他に高級ステンレス、ステンレス刃物鋼、ハイカーボンステンレス鋼などと呼ばれています。本来は使用しているステンレス鋼の性質・特性を表してはいますが、鋼種名・成分系を特定できないため、ガイドラインの内容に沿った表示の併記が望まれます。
すなわち、SUS○○○とか18-8(18%Cr-8%Ni)の表示が望まれると述べています。
【SUS304】
関孫六 レギュラーピーラーは、公式ホームページに「18-8ステンレススチール」と記載があるため、「SUS304(Cr-Ni系ステンレス鋼)」のクロムが18%、ニッケルが8%入ったステンレス鋼を意味しています。
SUS304は、加工しやすい反面、硬さや強度は他のステンレスに劣る傾向があります。焼き入れても硬化しません。耐熱性も良好です。錆びにくさである耐食性や耐酸性については、マルテンサイト系より優れています。磁石にはつかない非磁性ですが、冷間加工などを行うと弱い磁性を持つことがあります。硬さを求められない食器などの用途はこちらが使われます。
高級刃物に使用されるステンレスについて
マルテンサイト系は、硬さを最大の特徴とします。焼き入れ・焼き戻しによって硬化するので、高強度が求められる用途にも使われます。耐食性、耐熱性が必要な用途にも用いられますが、錆に対する強さである耐食性については、フェライト系やオーステナイト系に劣る傾向があります。最高の硬さを得られることから、高級な刃物によく使われます。
【高級刃物の代表的なステンレス】
SUS403、SUS410、SUS420J1、SUS420J2
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