
2015年8月東レは、皮革の銀面調の光沢とスエードタッチを兼ね備えたハイブリッド人工皮革を販売開始。

出典:繊研新聞者
「ヌー」について
皮革の銀面調の光沢とスエードタッチを兼ね備えたハイブリッド人工皮革で、スエードの肌触りがきめ細かく滑らかな風合いとなっており、その上でスエードにはいままでみられなかった銀面調の豊かな艶を併せ持つ皮革素材となっている。性質としては、スエード素材の通気性やストレッチ性に加えスエード素材では苦手としたケアのしやすさ、イージーケア性が高められている。
2018年には、「ヌー」が車輌内装材として世界で初めて使用された。車種はマツダ「アテンザ」の上級機種(L Package(エル パッケージ))のインストルメントパネル(インパネ)とドアパネルに採用されている。

出典:carwatch
また、国内デザイナーブランドである「Support Surface」デザイナーの「スリカベノリオ(研壁宣男)」がこの新素材を使ったアパレル展開を積極的に進めたことで、高級な新素材として広告塔として宣伝に一役買っている。

出典:tokyo new designer fashion grand prix
スリカベノリオ(研壁宣男)は株式会社サポートサーフェス代表兼デザイナー。
1988年桑沢デザイン研究所を卒業し、1989年ロメオ・ジリに会いにイタリアへ。1990年から1992年まで、ロメオ・ジリの下でアシスタントデザイナーとして勤務。1992年10 Corso Como(ディエチ コルソ コモ)へ就職し1994年10 Corso Comoのオリジナルブランド「NNstudio(no name studio)」のチーフデザイナーとなる。1996年にフリーのデザイナーとして日本国内で独立。再びイタリアへ渡り1998年から2003年まで、アルベルト・ビアーニをメインに、トラサルディ(TRUSSARDI COLLECTION)やインコテックス(INCOTEX)等のデザインを手掛ける。1999年イタリアにてサポートサーフェス(support surface)を設立。2003年日本へ帰国し2006年東京コレクション参加。2007年に株式会社サポートサーフェスを設立。
PV Awards2018のPremièreVisionParisでは、リサイクルPETを使用して作られた「ヌー」が「最もクリエイティブで責任感のある生地」を受賞している。
PV Awards(Premiere Vision Paris)とは、パリで年二回で開かれる世界最高峰のファッションテキスタイル見本市で、 PVアワードは、著名デザイナーを中心に構成される審査員によってレザー部門、ファブリック部門より各4社が選出される賞です。 今回の審査委員長は、ベルギーの著名デザイナーであるオリヴィエ・ティスケンス氏が務めました。今回受賞したUltrasuede® nu は、リサイクル原料を使用しながらモダンな表面感やソフトでしなやかな風合いを実現した厚手タイプで、 「責任ある創造のコンセプトに合致する作品」として評価されました。Ultrasuede®は、未来の「美しき可能性」に向けて進化する素材です。
使用されている商品例
●MAZDA6

●Support Surface

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