church’s(チャーチ)とは?
1873年にトーマス・チャーチがノーサンプトンで創業して、ドレスシューズに大きな革命を起こしたのがチャーチです。当時の靴は左右が同じ形状でした。そこに左右それぞれの足型にを作成し湾曲構造を初めて取り入れ、履きやすさを劇的に向上させたのがチャーチでした。
さらに、ハーフサイズを初めて導入したのもチャーチです。
そんな革新含みの靴は、1881年の世界大博覧会でゴールドメダルを獲得したのです。
1999年プラダに買収されたことにより、前身のブックバインダーカーフに比べて、革が硬く、しなやかさにかけるレザーとなってしまったと言われています。そして、価格の高騰、木製型の変更によるイギリス靴らしさの消失が起こりました。
そのため、現在のチャーチはそのまま「チャーチ」買収前のチャーチは「オールドチャーチ」と呼ばれます。
ポリッシュドバインダーについて
スペルは「POLISHED BINDER」と書きます。「POLISHED」は「磨かれた」「光沢のある」という意味。「BINDER」は「縛る人」「製本職人」「縛るもの」を言いう意味が主ですが、ここでは「結合剤」が適切です。
非常に美しい光沢の革、優れた防水性、特徴的な履き皺。これらがポイントとなるチャーチオリジナルの非常にエレガントなレザー、それがポリッシュドバインダーです。
その製造工程は一切不明で、ガラスレザーのように見えるから、ガラスレザーだと指摘されることが多々あります。
ポリッシュドバインダー仕上げとは?
このユニークで洗練された外観は、職人が完成した靴の外観を高める前に、すでに鞣し業者によって加工されています。
引用:ミウラな日々
これは、チャーチの靴のペアへ美しい個性を与えます。
慎重に選ばれたすべての革は、ワックスを塗ることにより、革に細かい光沢が達成されるまで徐々に濃淡の濃さを増やします。
すべてのペアがほぼ完璧に作られていることを確認していますが、革自体が反応するいくつかの変化は避けられず、これはポリッシュドバインダーの独自性の一部となります。
ケア方法
少し湿った布やシューブラシですべての表面の汚れを取り除き、高温のパイプヒーター、ラジエーターや火の近くで革を乾燥させてください。
これにより革は元の形を保持することができ、チャーチのシューツリーを使用することによってさらに良い結果が期待できます。
磨き方
チャーチのシューポリッシュや靴クリームは、元の革に最も近い色を使用することをお勧めします。乾燥した靴の上に柔らかい布を均等に塗布してください。
引用:ミウラな日々
次に慎重に靴の表面を磨き、輝かせます。
この目的は最終的な外観とは別に革の表面上に均一なフィルムを構築し、維持することです。
これにより、靴の表面の保護を保護し過酷な汚れなどの危険性を最小限に抑え、自然な肌触りを保つことができます。表面上均一なフィルムを構築しているという点では、ガラス革に近いのではないでしょうか。
メリット
革の表面が表面上均一なフィルム層が構築されることにより、傷や汚れが付きにくく、雨や汚れの染み込みによる「水染み」が少ないのが利点となります。
デメリット
「擦れ」が目立つ
革の表面が表面上均一なフィルムが構築されていることで削れたり、深い傷は付きにくいのですが、
擦れた跡は残りやすいです。
擦れた後の処置方法
対応としては、汚れ落としをしたのちに固めのクリームの塗布も有効的なようです。
水分が少なく、固めなクリームですので、塗布する際にはペネトレイトブラシを使用することで塗り広げやすくなります。
「ひび割れ」
昔プラダに買収される前にチャーチが使っていた前身のブックバインダーカーフに比べて、革が硬く、しなやかさにかけるレザーになっていることもあり「ひび割れ」が発生しやすくなっているようです。
ひび割れを遅らせる方法
調べた限り「ひび割れ」と言っても5年程度では発生は少ないようですし、ケアを行っていればポリッシュドバインダー表面のフィルム層の劣化も、遅らせることができるようです。
ひび割れた後の処置方法
対策としては、シューキーパーで履き皺を伸ばし、クリームを塗布を徹底して行うことが有効なようです。フィルム層のせいでクリームは浸透しにくいようですが、チャーチのポリッシュドバインダーの解説によればクリームでのケアが記載されているため、クリームが浸透するという解釈で良いと思われます。
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