Mylo( マイロ )とは?素材の性質、機能、特徴とは?

サスティナブルが世界的にすすめられている時代に、新たに開発された植物性の新素材レザー「マイロ」について、性質、機能、特徴をご紹介。

Myloとは?

マイロの開発を行っているのは、アメリカのBolt Threads(ボルトスレッズ)である。Bolt Threadsは、きのこの菌によって構成される根のような糸状の組織(菌糸体)を原料に、動物由来のレザー代替素材として、マッシュルームレザーを開発した。

「Mylo(マイロ)™️」とは、きのこ由来のサステナブルなバイオレザー。無限に再生可能なきのこ類の地下根系の菌糸体マイセリウム(菌糸の集合体)を成長させ作られた人工レザーで、従来のレザー素材のような見た目と質感を有している。摩擦などの衝撃にも強く、優れた耐久性を持ち合わせており、動物性レザーに劣らない品質を実現している。

また、動物性のレザーの生産には長い年月や、畜産業による温室効果ガスの排出や、水などの大量の資源を必要とするが、菌糸体マイセリウムを使用したマイロ™️は14日間で生産でき、この天然繊維によるマイロは石油原料の化学繊維を必要としないなど、省資源で環境負荷を抑えた素材としてファッション業界の注目を集めている。
再生可能な代替素材である植物由来のヴィーガンレザー・マイロ™️は将来、靴やカバン、服などの素材として広く普及することが期待される。

Myloの性質、機能、特徴

「Mylo™」は、キノコの菌糸体85%再生繊維(リヨセル)15%で仕立てたシートの表面に、水性のポリウレタン樹脂をコーティングした素材です。キノコの菌糸体が持つ微細な繊維で、本革のように柔らかな手触りと上質感のある風合い、十分な強度を実現しました。加工によって柔軟性を整えることが可能なので、さまざまな製品に利用できる高い汎用性を持ち合わせています。

※「リヨセル」は、計画的に植林・管理された森林から採取されるユーカリ材を原料としています。

MYLOTM(マイロ)とは?

Myloは、合成皮革や天然皮革の代わりになる、菌糸を利用した皮革です。Myloを作るために、私たちはより危険性の低い化学物質を使用し、ライフサイクルへの影響を低減するように設計し、倫理的な労働と生産方法を厳格に要求しています。

B-SILKTM PROTEIN(B-シルクプロテイン)とは?

独自に開発した美容成分は生分解性があり、クリーンな美容処方に最適です。B-シルクプロテインは、水、砂糖、酵母、塩といったシンプルな材料で作られています。このプロテインは、厳しい安全基準を満たすEWG認証とLeaping Bunny認証を受けています。

MICROSILKTM(マイクロシルク)とは?

マイクロシルクファイバーは、水、砂糖、酵母、塩などのクリーンな原料を使って作られるビーガンシルクです。私たちの技術は、石油由来のポリマー、有害なプロセス、生分解性のない布地から脱却し、再生可能エネルギーの投入とクローズドループ生産へと移行していくことができます。

Mylo(マイロ)を採用している海外企業

BoltThreads(ボルドスレッズ)では、Mylo(マイロ)の供給量がまだ限定的であるため、素材を提供しているはアディダス、ケリング、ルルレモン、ステラマッカートニーのような企業に限られる。

上の4社は、消費者向けにボルドスレッズのバイオマテリアル共同開発契約を行っているため、Mylo(マイロ)のプレミアムアクセス権を得てきた形だ。2021年4月には、アディダスのフットウェア「STAN SMITH Mylo(スタンスミス マイロ)」、同年7月にはルルレモンよりMylo(マイロ)を使ったヨガマットなどが発表された。

土屋鞄が国内で初「Mylo」を採用


2022年6月、ランドセルやバッグなどの革製品で知られる日本の土屋鞄製造所がボルトスレッズと資本業務提携し、新素材モデルを発表した。

土屋鞄製造所のプレスリリース(2022年10月13日 09時50分) 土屋鞄 国内初、キノコの菌糸体由来の素材[Mylo(TM)️]を採用した新製品を発表。

「土屋鞄製造所」(本社・東京都足立区)は、「土屋鞄製造所(大人向け鞄)」「objcts.io」の2ブランドから、キノコの菌糸体から生まれたレザー代替素材「Mylo™(マイロ)」を採用した新製品3型を2022年12月15日(木)より、一部直営店舗とオンラインストアにて数量限定、先着順で発売。Mylo™製品の発売は国内ブランド初の取り組みを行う。

また販売に先駆け10月15日の「きのこの日」に合わせて、10月15日(土)〜12月28日(水)で実物を見て触れていただける店頭展示イベントを開催した。

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