PCに取り付け!ディスプレイボードの選び方とおすすめ商品5選

パソコン周りのデスクが、ちょっとした小物や付箋、ペンなどでごちゃついていませんか?「ディスプレイボード」は、モニター上部のデッドスペースを有効活用し、デスク周りを劇的にすっきりさせる便利アイテムです。在宅ワークの普及により、自宅の作業環境を快適にしたいというニーズが高まっていますが、モニターの種類や設置したい物によって、最適なボードは異なります。この記事では、あなたのモニター環境にぴったりのディスプレイボードを選ぶための重要なポイントを、徹底的に解説します。モニター上部の空間をスマートに活用し、集中できる快適なデスク環境を手に入れましょう。

選ぶときのポイント

安定性と安全性を高める「設置方法」と「耐荷重」を確認する

  • モニターの種類と形状への適合性
    • 液晶モニター(平面型):最も一般的なタイプ。多くのボードが対応可能だが、モニター上部のフチの厚み(ベゼル幅)を確認し、しっかりと固定できるかチェック。
    • 曲面モニター:設置が難しい場合があるため、アーム部分が角度調整可能で曲面に対応しているか、対応機種であるかを確認。
    • ノートパソコン:小型で軽量なボードを選ぶか、モニターの上部だけでなく本体の背面などにも固定できる構造かチェック。
  • 固定方式と安定性
    • クランプ式:モニターの背面に挟み込んでネジなどで固定。安定性が高く、耐荷重も比較的大きい。
    • 載せるだけ/クリップ式:引っ掛けるだけで設置完了。手軽だが、強い衝撃や振動で落下するリスクがあるため、軽量なもの向き。
  • 設置したい物に対応する耐荷重
    • リモコンや付箋など軽量なもの:耐荷重1kg程度で十分。
    • ティッシュケースや小型スピーカーなど中量なもの:耐荷重2kg以上の、安定したクランプ式を選ぶ。

設置したいアイテムに合わせた「サイズ」と「奥行き」を選ぶ

  • 設置するモニターの幅とボードのサイズ
    • モニター幅(横幅)よりもボード幅が大幅に大きいと不格好になるため、横幅はモニターのサイズに収まるものを選ぶ。
    • ディスプレイ中央に設置するだけなら、幅が短いタイプで十分。
  • 収納したいもののサイズに合わせた奥行き
    • スマホやリモコンを置くだけなら、奥行き10cm前後で十分。
    • ティッシュケースや小さな観葉植物などを置きたい場合は、安定性を確保できる奥行き15cm以上のものが望ましい。

ケーブル配線やデザイン性を考慮した「素材」と「付加機能」

  • 素材によるデザイン性の違い
    • スチール製:頑丈で耐荷重が大きい。マグネットが使えるため、機能拡張がしやすい。
    • プラスチック製:軽量で安価。加工しやすいためデザインのバリエーションが豊富。
    • 木製/木目調:インテリアになじみやすく、温かみのあるデザインを好む人におすすめ。
  • ケーブルスリットや滑り止め機能
    • USBハブやスマホ充電器を置く場合、コードを通すためのスリット(溝)があるか確認。
    • 設置した物が滑り落ちないよう、ボード表面にラバー素材などの滑り止め加工があるかチェック。

おすすめ商品紹介

【Bauhutte ( バウヒュッテ )】ステーブル・モニターラック BHP-MR50-BK

モニター裏側のVESA穴にネジでがっちり固定する方式を採用し、高い安定性を実現したスチール製のディスプレイボードです。

  • ポイント:
    • 設置方法と安定性: 一般的な「引っ掛け式」とは異なり、モニターアームにも使用されるVESA規格(100mmピッチ)のネジ穴を利用して、スチール製のプレートをモニターに直接ネジで固定します。これにより、デスクが揺れても棚が落ちることがない抜群の安定性を実現しており、高価なサウンドバーやカメラなどのデバイスも安心して設置できます。これは安定性と安全性を最重要視する読者におすすめのポイントです。
    • 耐荷重と素材: スチール製の堅牢な設計で、耐荷重は3kg以下と、小型スピーカーやサウンドバー、フィギュアなど、比較的中量なものの設置に対応できる十分な強度を持っています。
    • サイズと奥行き/付加機能: 棚板は幅50cm、奥行き11cmで、PC用サウンドバーの設置に特化したサイズ感です。棚板の四隅にはケーブルホール(ケーブルスリット)が搭載されており、配線をすっきりと整理できます。また、棚板のスリットには1/4ネジ(カメラなどで使用されるネジ)の取り付けも可能で、Webカメラや照明を設置して配信環境を構築したいという機能拡張性を求める読者にも対応しています。
    • 活用バリエーション: VESAの固定位置を変えることで棚板の高さ調節が可能。さらに、モニターアームとの併用時には、棚板を上下反転させてモニターの下側に取り付け、コントローラーや小物デバイスの収納スペースとしても活用できる多様な設置方法が用意されています。(その場合はサウンドバーは設置不可)。

【サンワサプライ】ディスプレイボード クランプ式

モニター上部のフチに引っ掛けるタイプのアームと、ネジでしっかりと固定できるクランプ構造を組み合わせたボードです。

  • ポイント:
    • 設置方法と安定性: モニター上部に引っ掛けるだけでなく、アーム部分でモニター背面を支え、ネジを締めて固定するクランプ式のため、安定性が高いのが特徴です。比較的重さのある小型スピーカーや充電器を置きたい読者におすすめです。
    • 耐荷重: 安定した固定方式により、耐荷重がしっかりと確保されており、デスク周りの雑多なものをまとめて置くことができます。
    • サイズと奥行き: 幅や奥行きが数種類ラインナップされており、設置したいアイテムのサイズに合わせて選択可能です。

【エレコム】ディスプレイボード (スチール製 マグネット対応)

ボード本体がスチール製で、マグネットを活用できることを特徴としたディスプレイボードです。

  • ポイント:
    • 素材と付加機能: スチール製であるため、マグネット製品(マグネット付きクリップ、小型フックなど)を取り付けて機能拡張が容易に行えます。付箋やメモをマグネットで貼り付けて、簡易的な伝言板としても活用したい読者に最適です。
    • 安定性: スチール製で剛性が高く、ある程度の耐荷重も確保されています。
    • 設置方法: モニター上部に引っ掛けるシンプルな構造と、背面の支えで安定させるタイプがあり、設置方法の選択肢も豊富です。

【山崎実業】YAMAZAKI ディスプレイボード

木目調のデザインを採用し、インテリアとしての美しさにも配慮されたディスプレイボードです。

  • ポイント:
    • 設置方法: モニター上部に引っ掛けるシンプルな構造を採用しているものが多く、手軽に設置できます。モニター裏側に滑り止めやストッパーが付いている製品もあり、安定性に配慮されています。
    • サイズ: モニターの幅に収まりやすいコンパクトなサイズ展開が多く、主張しすぎずに収納スペースを増やしたい場合に適しています。

【キングジム(Kingjim)】棚 ディスプレイボード DB-500-BK

幅50cmのワイドサイズと高い安定性を誇り、モニター上部に広々とした収納スペースを提供するボードです。

  • ポイント:
    • サイズと奥行き: 幅50cmというワイドサイズと奥行きもしっかり確保されているため、設置したいアイテムのサイズに合わせた奥行きのポイントを満たします。モニター幅に近いボードを選ぶことで、デッドスペースを最大限に活かし、デスク周りの雑多な小物から比較的大きなティッシュボックスなども収納できます。
    • 設置方法と安定性: モニターのベゼルに引っ掛け、背面の脚でしっかりと支える構造で、安定した設置が可能です。脚の角度は調整可能で、薄型モニターから厚型モニターまで、幅広いモニターにフィットし、モニターの種類と形状への適合性が高く、安心して使用できます。
    • ケーブル配線: ボード上には、充電ケーブルなどを通せるケーブルスリット(溝)が設けられており、スマートフォンやタブレットをボード上で充電する際にも、コードが垂れ下がらずすっきり配線できます。

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